いろはの日記

2月の漢字検定本番に向けて頑張ってます。

磨穿鉄硯(ませんてっけん)

こんにちは。

大学が午前で終了したため一旦家に戻り出掛けなおそうとしたところに雨が降ってきました。

なので現在雨宿りも兼ねてブログを更新しているところです。この記事を書き終わる頃には止んでいると良いのですが…

さて、そんな中今日は日々の勉強を頑張る大学生にぴったりな四字熟語を見つけてきたので早速紹介していきたいと思います。

 磨穿鉄硯

ませんてっけん」と読みます。準1級相当の四字熟語です。

出典は『新五代史』「桑維翰伝」・「鉄硯(てっけん)を磨穿(ません)す」より。

中国五代後晋の政治家である桑維翰(そういかん)が青年期に、鉄でできた硯に穴が開くまですって出来た墨を使い猛勉強をした末に難関官吏登用試験である科挙に見事合格を果たしたという逸話からできた四字熟語です。

 

科挙は中国の長い歴史の中にあって、最も重要視されていたもののうちの一つです。

制度として598年に隋の楊堅が導入してから清朝末期の1905年に廃止されるまで、実に1300年以上もの歴史があります。

科挙はよく現在でいうところの受験に例えられていますが、身分にかかわらず学科試験による人材の選抜を行う取り組みとしては間違いなく世界最古レベルですので、受験システムの前身というのが正しいかもしれません。

というのも、科挙で出題される課題の難易度は現在世間一般において認知されている受験の100倍は難しいとされていて、科挙を受験するうえで1浪2浪は当たり前。10浪20浪で人並みの科挙受験者というのですから驚きです。科挙についての昔の書物にはカンニングなどの不正受験の記録なども記されているそうで、現在の受験生と当時の科挙受験者との間になんとなく共通点が見えてくる気がしますね。

 

科挙合格者の合格時平均年齢は50代前後と言われていますが、桑維翰(そういかん)が科挙の中でも最難関である進士科に合格したのは27歳の時。彼の奮闘ぶりがうかがえます。

強い意志を持って物事を貫き通した彼の強さは四つの漢字に姿を変えて現代においても引き継がれているのでした。

 

磨穿鉄硯(ませんてっけん) 意味:強い意志を持ち続けて、達成するまで変えないこと。また、休まず学問に励むこと。