バイトの休憩中に悪魔を鑑賞

ひょんなことから前田公輝沼に浸かってしまった私は。。。

 


TANIZAKI TRIBUTE 悪魔(予告編)

 

予告に前田公輝いません。これ予告ってか冒頭部分だな。そして、文学部なのにこれが原作谷崎潤一郎であることを知らず。知ってて見たら違ったんだろうか。変態映画でしたけど。

 

 ※追記 11/19

予告っぽい予告ありました。


『悪魔』予告編

 

 

 

83分しかない邦画見たの初めてだったので、内容駆け足になっちゃうのかなと思ったんですが全然そんなことなかった。展開をマッハにするんじゃなくて、何かに至るまでの過程自体を丸ごとすっとばせば短い時間の中でも収まりつくのね~。要約の勉強になる。

 

早速、映画全体雰囲気の感想。邦画好きな私としては、一本満足の歌を歌いながら即身仏になるレベルで楽しませていただきました。観た直後の今はね。ほんとやったら土に埋まった瞬間後悔して内側から手刀で空気穴作るけど。前田さんの出演作品を制覇するまでは生きねば。要するに、映画レビューサイトの星をLINE LIVEのハートばりに連打したい気持ちでいっぱいということです。あ、身近に無限に押せるはてなスターといういい例えがあったのにガン無視しちゃった。今までうごメモでクソほどイエロースター押してきたから許して。

 

本編は簡単に言うとキモ男2人を惑わす妖艶なJKの話なんですけど、この魔性の未成年役に大野いとさんを抜擢したの天才です。私自身、彼女の顔初めて見た時の感想「エロッ。」でしたからね。パッと見でエロ感ある人がエロい女を演じたらどうなると思いますか?ドエロです。(偏差値2)えっ、この間競馬場にいた時大野いとさんのトークイベントあったのに場内スタンプラリーしてて行かなかった自分なに~>< バラ園で癒されてる場合じゃなかったな。素敵な女優さん!

でまあ2人いるキモ男なんですけど、一人が毎日幻覚と悪夢に苦しんで鼻血を出し続ける大学生、もう一人が妄想に取り憑かれたフケがたくさん出る7年目の居候です。書いててすごいゴミ。でもって前田さん後者なんですよね。作中でいくらフケが出ようが、彼本来の清潔感により余裕でリカバリーです。主人公の鼻血男は吉村界人さんが演じているのですが、この方のプライベートを一切知らないので謎としか言えない。もはやこういう人なんじゃないかと思ってしまった。要するに演技めっちゃ上手い。

設定言ってなかった。ラノベ風に言うと鼻血の下宿先のオーナーの奥さんの娘がエロくてタイヘン!ってことです。大学1年の鼻血には同じく学生の女友達がいますが、鼻血がいくら突き放しても向こうから話しかけてきたり、流れでセックスしたりするんですね。学生生活完全創作でワロター。ここだけいきなり(鬱屈とした)ギャルゲ感ありました。鼻血が事後に半裸で「俺の事ほっとけよ!」って女友達に向かって言ったのほんと草。やりたいことだけやるね。このシーン必要だったのかなあ。クズさと不器用さは強調されたかな。

下宿先の娘も鼻血の部屋にめちゃめちゃ自分から訪ねるんですよ。鼻血しか取り柄のない奴にそんな興味持たんでも…。まあ映画後半でフケ男のとこにも毛づくろいしに行ってるの発覚するんですけど。これは幻覚じゃないだろうな~。美人だけど変わり者。

 

東京で1館しか上映しなかった作品なのでここまで冒険できたんだろうなと思うんですが、実際そういうニッチめな映画館で何かしらの映画を観たらその場の雰囲気に圧されて「よくわかんないけど深い」ってなっちゃうと思うんです。今回はバイトの休憩中だしPC前で一人で観たし、既に前田さん贔屓状態だしでフケ男が出てくるたび「フンww」って笑ってました。そのくらい力抜いた感じで観る方が楽しめるかなと。こういうの真剣に観てもよくわかんないっしょ。自分まだ学生だし。前田さんがいつ何時でもかっこいいことがわかればいいんですよ。最高に気持ち悪くてかっこよかった。目標達成です!やったね。

レンタル期限切れまであと3日あるので、鈴木(フケ男)の登場シーンをもう一度すべて見返そうと思います。ネットサーフィンしてたらこの作品のラストシーンの現場で誕生日祝ってもらってる前田さんの写真出てきて癒された。よりによって誕生日間近にこの作品の演技してたのか…。役者さんって役と本人の切り替えやら台本覚えるやら独自解釈やらやることいっぱいあるのにキラキラ輝いてて素晴らしいですね。AIによってなくならない仕事第1位。最高。

前田公輝さんを好きになってから人生楽しい。佐野ひなこちゃんとのLINE LIVEずっと見てられる〜。2,3年前の配信なのにアーカイブ残してくれてるホリプロに感謝を。幸せになりたい人は是非見てね!無料です。『悪魔』はPlayストアでレンタル400円でした。私は現物借りるより気が楽で助かってます。何卒。