マティアス感想:猛獣使いと王子様F&S

わーい、前情報仕入れずにファンタジーなゲームはじめたよ。可愛い女の子が猛獣使いなのって珍しいから楽しみ。

冒頭4種類の動物もとい王子様からオキニを選ぶんですが、この間野毛山動物園で見たライオンが可愛かったのでマティアスにしました。ガタイがいい順にやっていくよ。

 

『胡散臭い商人(CV雉子谷の人)(THE・淡泊ボイス)にぼったくられて手に入れたライオンと狼とアヒルとうさぎが、実は隣国の王子様達だった~!?はわわ∑o(*'o'*)o』という茶番(こらこら)を挟みまして、彼らにかけられた動物になってしまう呪いを解くために、魔女と協力したりしてなんやかんや奔走するゲームでした。王子様達の人間姿が登場するまで1時間以上かかった…。城之内死す並みにタイトルでネタバレしてんだから、導入もっと短くてもよかったな~。でも結構簡単な設定って2000年代のゲームっぽくて好き。シルビオのビジュと声めっちゃ好みですわ。定期的にBANANA FISHCCさくらの原作が読みたくなるのと同じ感情。

寝落ちを繰り返してしまいなかなかエンディングまでたどり着かなかったのですが、終わってみての感想第一声は「さすグリ~」です。ロン毛好きじゃないので正直モチベが上がらなかったんですけど、終盤彼が奇襲に遭ったときに髪の毛ごと斬られて普通に短髪イケメンになりました。よかった。連動してライオンも毛量減るかと思ったけどそんなことはなかった。

途中、なかなか起きないティアナにしびれを切らしたマティアスが部屋に来て「襲うぞ(イケボ)」って言ったので(あぁ…隼人パターンだ…萎えた、さいなら)と思ったのですが、次の瞬間ライオンの立ち絵が出てきたんですね。あ、こりゃ襲うわって感じで一本取られました。百獣の王の前ではそりゃ非力な人間ですわ。説得力が違いました。

てか、緑川さん別に作んなくてもあの声だから強すぎんだよな。横浜市の中央図書館で2004年(?2001年だったかも)のアニメ雑誌見つけて読んだんですが、当時でも男性声優ランキング7位でした。強い。ちなみに1位は山寺さんでした。せやろな。

 

攻略対象の4人の王子様って全員母親が一緒なわけじゃないらしくて、それもまたややこしいなって感じもするんですが、少なくともマティアスルートではその辺の血筋はあんま関係してこなかったです。関係したっちゃしたけど、彼は第一王子なので下剋上とかではなかった。ルシアとエリクの母親についての言及が何もされなかったので、今後2人の個別ルートが楽しみです。お母さんたちの立ち絵出てこないかな。息子に何が遺伝したのかとか意外と気になるんだよね。

しかし、現時点で一番好きなのはシルビオでございます。またしても好きなキャラは後回し。オススメ攻略順とか一切調べてないけど、彼は最後に遊ぶのがいいんだろうな…。楽しみを取っておく行為にはすっかり慣れました。我慢大事。でも彼はティアナじゃなくて、一緒にいるポンコツ魔女のゲルダと幸せになってほしい気もするんだよ…。まだマティアスルートしかやってないですが、既にお似合いです。とりま、相手はどうあれシルビオが恋愛してるところを見たい~!!

 

個別記事なのにマティアスの感想さすグリの一言しか言ってなかった。中盤に出てくる、想い人に渡したときにしか咲かないバラの話がすごい良かったです。マティアスがティアナに渡したら案の定ボボボって咲き始めた笑

サブタイトルにFlowerって入ってるし、お花が関係してくるのかな?だとしたらすごい好み。ラストは無事戴冠からのプロポーズだし、王道中の王道、理想の王室恋愛でした。マティアスは男に触れられるとじんましんが止まらなくなる特異体質を抱えてるんだけど、近所の兄ちゃんのクラウスが2人の婚約パレード中にその体質を治す薬草をこれでもかとばかりに振りかけるっていうね。激レアな薬草だけど、群生地が見つかったらしい。タイミングが神。治るといいね!

 

今、アルフレートをやっていますが、FMMS(フリーモフモフシステム)飛ばせないかなあ…1回でいい。マティアスより成功率低いし…。システム名は面白くて好き。

あと、デュエルラブ思い出した。意識してるのかな。

ニルアドの全体感想🐦

全部終わったぜ!短編もボイス付きだったの良かった。手記っていう形式だから、呟き・モノローグ含めキャラの内面まで知れるんだけど、その中でも異色を放っていた雉子谷新な。彼くらい吹っ切れられたら人生なんとでもなりそうだなと思う。大正時代に生きる人々の中で一人だけ現代の東京人みたいな考え方のキャラだから輝いて見えた。

 

古い時代の日本を舞台にした乙女ゲームを初めてやった感想としては、やっぱりあんまのめりこめないなあというのが正直なところです。自分文学部なんですけど、3年目にして自分の学部の勉強に完全に飽きが来てるんですよ。今年の前期1コマも文学の授業取ってなかったので、正確にはそういう履修にしようと心に決めていた去年度から飽きてました。古風な雰囲気好きなんですけど、専門にするもんでもなかったな。特に近代あたりの文学になると、周りとの温度差にやられるんですよ。近代しか好きじゃない人って多いから尚更。授業内で発表される生徒の感想文も割と好きじゃない感じに文学的だし(要はくどい)、どんなに感想書いたり述べたりしても最終的には先生の見解に上塗りされるしさ~。文学は一人で楽しんだほうが絶対楽しいですわ。既に私の中の独歩の苗字って国木田じゃなくて観音坂ですからね。この間素で言い間違えそうになって焦った。文学部引退です。

というわけで、履修をコネコネして文学から解き放たれた私がゲームの中で再び和綴じ本と向き合わなければならない事態になり、テンサゲになっちゃった。蘇るくずし字授業の記憶……。うっ頭痛が(´-ω-`)  笹乞の文字は是非見てみたいです。

そう笹乞やっぱめっちゃ好きですわ。全体的に見たら加害者だけど一番の被害者だから憎めないよ~( ノД`)  あと彼の手記で分かったことだけど、原稿破られてなお先生を尊敬してるって言いきれる汀先生のメンタル鋼かよ。そりゃナンパ失敗したくらいでへこたれるわけがないよな。でも、そんなことされたら笹乞みたいに恨むのが普通だよ…。パワハラだもん…。この間図書館で見つけたパワハラ判定パンフレットに“大勢の前で出来ないことを叱る”って書いてあったけど、まんま森恒先生だ。死後強まる念の持ち主は気性が激しいなあ…。

書いてて思ったけど、汀先生わりと好きかもしれない。笹乞の同期っていうのがでかいですが笑 塾生時代の仲良しエピソードが見たい。流石にそれだけで好きって言ってるわけじゃなくて、キャラソンが素敵なのです。帰り道聴いています。花鶏先生のビジュアルも是非お目にかかりたいな。汀先生と一緒にいて様になるくらいだからきっとド美人。

収束の付き方が一番綺麗だったのは翡翠くんだな~。あの美貌だから、ファンタジー寄りのエンドでも全然説得力出てくる不思議。お母さんありがとう。ハピエン後は、ツグミと2人でオランダ旅行行ってお父さんとすれ違う(会話なし)のところまで見えた。お父さんは翡翠に気づくけど翡翠は気づかないのね。は~、ステキ!!(以上全て妄想)目の色は戻らないのかな?心霊探偵八雲みたいにカラコン出来ればいいんだけどね。ないよな。突き抜けて男らしくはなかったですが、女々しくもなかったので普通にイケメン美男子でした。

最推しは滉ですけど!!!!め~っちゃ良かったです。月の話が出るたびに前澤社長のモノマネ芸人のセリフが頭に浮かんできちゃうんですけど、そんなのも跳ねのけるくらい真剣に月に行く話してるので好感が持てます。あの滉がなあ…感動した。右目の下の2本線は結局なんだったんだろう?ハンターハンターだと正位継承者以外の愛人の子は生まれた瞬間顔に2本線の傷をつけられるんだけど、それかな。設定合ってるしそうとしか思えなくて困った。あと滉の個別記事でタトゥー見たいって言ってたけど、アニメのダイジェストPV見てたら出てきました。わりとダサいタトゥーで泣いた。四木沼が指示したんだろうけど…あれは嫌だわ、消えてよかった。今年のオトメイト夏の市の受注生産限定クッション、ニルアドからは滉だけなの嬉しいけど他はどうしたんだろう。みんなは過去にグッズ化してて滉が最後だったのかな。カッコイー!ワイシャツの色が髪色と合ってますわ。

ラフォーレ原宿の階段の踊り場に常にNEW ARRIVALの服を着たマネキンがいるんですけど(いつも新作着れるのうらやましい)、ゴスロリフロアであるB1.5階紹介のマネキンがカグツチみたいな服着てました。ハロウィン間近なのでヴァンパイアイメージなんでしょうけど、あの服で大正時代歩いてたらとっても目立つな…というのがわかって良かったです。やった!カグツチ衣装展示見れた!(脳内変換)写真撮ってくれば良かったな~、滅多に行かないので。大好きなキャスパーのポップストア告知ポスターが見えたのでウキウキしてましたが、1週間前に終わってました。コラボ相手MILKBOYなのか。え?調べたら可愛すぎるんだが。。。買うわ。取り扱ってるのは原宿じゃなくて池袋らしい。行く行く~!!!散財オタクの思考は単純。好きなキャラに金をかける。以上だ。。。

 

ニルアドの次は剣が君をやる予定だったんですが、歴史モチーフに飽きたのでゴリゴリに異世界の『猛獣使いと王子様』を始めました。カエル持ってる子が気になるだけなのでさらっとやれればいいな~と思っておりますが、思いのほかハマったらまたダラダラと記事を更新することになると思います。よろしくお付き合いください。

ニルアド⇒尾崎隼人&隠由鷹感想

突然ですが、一つ言わせてください。

隼人、ナハティガル全然関係なーい!!!

ウッソでしょ…鵜飼の息子の時から四木沼VS隼人の黒髪最終対決を楽しみにしていたのに……。この1ヶ月間楽しみにしていた真相が全然違う方向にあった。。。四木沼及びナハティガルの決着は滉ルートでついてたってことですか。よく考えたらあれ以上膨らまないかもな…。ワイの心は滉のハピエンと共にある。

 

主役の隼人なんですけどこちらも累同様あまりハマらず…。なんというか彼、話が長いですよ。決戦前夜に彼がツグミを励ますシーンがあるんですが、気になって数えたら接続詞「だから」を3回連続で使ってました。はい STOP STOP STOP!!!(銃兎乱入) 結論から話してほしい。あと、襲うぞ?ってセリフが2回出てくるんですが…いつのフォレストページですか?確かに最初からずっと暗黒微笑っぽい笑い方してるけどさ。

また、ツグミが火を消そうと頑張るときの掛け声「えい、えい!」でボブネミミッミを思い出してしまい、シリアスなシーンが自分の中でコメディになってしまいました。おこった?

こんなようなことが続き、恋愛どころじゃなくなっちゃったんだよね。そもそも隼人の考えとしてツグミへの愛の気持ちを言えば言うほど良いっていうのがあると思うんですが、私はその逆で口を開けば開くほどうさんくさいと思ってしまうタイプなので、ルート開始早々彼の甘言に飽きました。これさ~、言わないと自分が不安なだけじゃないのかなあ。一目惚れも嘘かと思ったらホントってお前…お前…。この時代だしそうなるのも仕方ないけど、現代で一目惚れとか言われたら通報案件だわな。

例によって、彼がなあなあで縁談が終わっていた元婚約者本人っていうこともネタバレを踏んでいたので知っていたのですが、踏んでなかったとしてもそこまで好き度変わってなかったな~、と思います。その事実が徐々に浮き彫りになるんじゃなくて、END後に完全新規で実は…って話切り出していたのでね。種明かし急だな~。彼がなんで偽名に尾崎姓を選んだのかの理由は特に言及されてませんでしたが、尾崎紅葉から取ったのかなあなんて思います。時代は少しずれてますが、文学部中退ってところが共通してますし。そもそも、時代設定の大正25年って存在しないし、キャラクターが好きな作家の名前って本名からの改変入ってるしあまりこの考察はアテにならないですね。作中の改変名は折原折也が一番面白かったです。見た感じ臨也なのもありますが、元の漢字と合わせたらド下ネタじゃねえか。ライターさんの煩悩が思わぬところから透けて見えてしまいました。

隼人は自他共に認める熱い男なので裏切りはされませんでしたが、とにかく暑苦しい(笑)声もでかいし、一緒にいるだけで体力が削がれる気しかしません。いいやつですけどね。途中、翡翠と滉が当て馬というか隼ツグの盛り上げ材料になったのには泣いた。あんなイケメン2人を背景にするのは贅沢がすぎる。

グイグイ押されすぎ恋愛だった気がしないでもないですが、ツグミからも隼人に告白してましたし、好きになったんなら良かったんじゃないでしょうか。いやしかし強引だなー、それがいいのかな。フラマンローズを経営してるのが彼の実家っていうのは驚いた。お世話になっております!

そして、このルートで一番良かったのは小瑠璃ちゃんの気持ちを知れたことです。やっぱり拓真さん好きかー!プロポーズも彼女の思い描いていた形とは違いつつも大成功してましたし、正直こっちの恋愛成就のほうが嬉しかったです。実写化するとしたら小瑠璃ちゃんは新時代のエース現役JK女優が演じてくれるに違いない。楽しみ~~!!(既に脳内補完済)たかみなちゃんは杉田さんとの動画でしかお目にかかったことなくて演技を初めて聞いたのですが、めっちゃいい声でした。好き。英語の発音も良かった。ちなみに、隼人より良かったぞ。(圧力)しかし、大正時代が舞台なのに登場人物のアメリカ留学帰り率がわりと高くて驚く。朱鷺宮さんの英語も裁判落ち着いたら聞いてみたいな。

 

隼人のあとは、これまた楽しみだった隠さんルート~のはずが、これほとんど隼人とシナリオ同じじゃないか。そして、彼とは恋愛できないんか…。したとしても破滅だったからいいけどさ。隠さん共通ルートの時は好きだったんだけど、その後ちょいちょい出てきた時の印象が「む、鋭い目つき…。」という。開眼してる顔は意外とイケメンじゃないんだな。攻略キャラとの線引きしてるんだろうし、言うたらラスボスだし、悪い奴だし…。声はさすグリって感じで良かったけど、寝言が喘ぎ声にしか聞こえなかった…。ママとか言ってるし絶対に違うんだけど、ベテランはエロい声だすわほんま…。

叫び声も隠さんのまま叫ぶって結構難しいと思うのに、全然違和感なかったからプロすげえなって感心してしまった。実際消え去ってしまえとか言われたら怖くて二度と近づけませんが。まさかツグミのKYがこんなところで役に立つとは。KYって言っちゃった笑 言われたことをあまり気にしないっていうのは、人間関係においては表裏一体だからなあ。結果的に彼の居場所を作ることで事態を収拾できたのはとても良かったです。

結局心臓の病気っていうのはウソなの?ホントなの?わからない。心臓に爆弾あるとか言いながら炎の中でフハハハしてるのはいいのか。その時はドーパミンが出てるから平気なのかもね。彼がしてきたことを考えると、隠さんに幸あれとはあまり言えないんだけれども、少なくとも四木沼みたいに国外逃亡しないで反省しつつ裁判の結果待ちしてるみたいだし、罪を償った後に大団円の一員になれればいいですよね。フクロウから排除させようとは誰も思ってないみたいだし。みんな優しいな。

あと、ショタ隠は天使でした。どうせなら笑ってる顔が見たかったけれども、あの怯え顔であんなに魅力的なら、普段は後光が差していますね。さといさんの描くショタで可愛くない子供を見たことがないです。ありがとうございます。ちなみに、ディアラバキャラでショタ時代が一番可愛いのはアズサです。声もやばい可愛い。(なお成長後)

 

短編も含めた感想はもう1本の記事に書こうと思います。

ニルアド⇒鷺澤累感想

一番期待してたルートだったんですが、なんか思ってたのと違った(・Θ・;)

今までメインの輪から外れてるキャラクターって結構沼る確率高くて、なんでかっていうと無所属というメリットを活かして作品中で暴れ放題するのを見るのが楽しいからなんですが、今回累くんは自分で組織作ってしかもリーダーになっちゃってるわけで、予想と真逆で意外性のあるキャラクターでした。普通とは違った楽しみ方ができて良かった。でもな~、その代わりツグミのことをいつにも増して好きになれなかったです。えっ、累はなんでツグミを好きになったんだろう~。顔かな?顔は大事だよね。私が男だったらツグミは好きにならないな。マジでヒロイン小瑠璃ちゃんがよかった。(また言ってる)

 

見せ場色々あったけど、ストーリー全体で考えても街でゆるっとツグミに声掛けてきた累が好き。つまりかなり初期。というか、他のルートでひょっこり挨拶してくる累が一番好きだわ。普段の累はぽわぽわしてるのに、闇を見せ始めた時に声色まで変わるの怖かった。彼の部屋で2人きりの時にそれだからなおさら。

彼の学生らしいワイシャツとズボンのシンプルスタイルめちゃくちゃ似合ってて良かったのに、途中からオリジナル帽子とマント着用しだすから笑った。お着替えあんのかよ。ずっと初期スキンでいて。ここから立ち絵とスチルとが相まって中二病レベルがどんどん色濃くなってくるんですけれども、帝都大学の首席がどうしてこうなった…。箪笥からマント出して羽織って部屋出ていく一連の流れネタすぎてつらい。お前警察に追われてるってのにそれ家から着ていくのかよ。身バレ必至やん。

 

彼の組織名はカグツチと言って、フクロウとも警察とも違うアプローチで帝都の人々を守ろうとしていますが、いうなれば学生運動の一つなので理由は正直なんでもいいんでしょう。やましさを感じながら本を燃やしてる時点でお察し。いくら頭脳明晰でも世間的に無名の学生に出来ることってこれくらいしかなかったんだろうな。ツグミがフクロウを裏切ってカグツチの仲間になるルートがあるんですが、ツグミがお荷物すぎて見てらんなかったです。使えない奴に限って「私も行く」って言いだすんだよな。ステイ!!!!ハウス!!!!!(魂の叫び)

ツグミの叫び方がむちゃ嫌いなんですが、カグツチ入ってもまだヒタキが事故った時と同じように叫んでたのでイラつきました。ストーリーも終盤なのにいつまでもヒロインが初心なのは何?もう深窓の令嬢じゃなくて一社会人なんだからその辺慎んでほしいわ。やることやってんだからさ。……うーん、好きじゃない、から嫌いになってしまった。ツグミの一挙手一投足ガン無視してイケメンがイケボで喋ってるのを見るゲームにしようかな。今隼人ルートやってますけど、彼が昔ツグミに一目惚れしてたという前提で話が進んでるからやってて辛い。なんでこいつに一目惚れすんだよ。。。てか自分、もしかしなくてもアンチじゃん(笑)ヒロインアンチで真相ルート頑張りますよー。

 

累の出自っていうのがこれまた結構独特でした。本がテーマな今作ですが、裏テーマはドロドロな家庭環境なんじゃないかってくらい、まともな家柄のキャラクターが全然出てきません。みんな腹違いだの不倫だのなんだの言ってて穏やかじゃない。そういう意味では、じいやまでいる久世家って作中でも相当恵まれている。実際この状況だったらアパートの人たちに妬み恨まれこそすれ、愛されることはないんじゃないか…?滉は嫌いからのスタートだったから良かった。翡翠は女嫌いと言いつつも最初から最後まで優しかったからな~。

昌吾ルートの時点で薔子さんと百舌山の間になんかあるんじゃないかって漠然と思ってまして、まさかの当たりでした。いやまさか子供まで産んでるとは思ってなかったですけどね。望まない妊娠っていうのは最後に明かされてたので薔子さんが売女っていう結末で終わらなくて良かったです。それ以外は全然良くないんですけど。累も意外と口悪いな。あと百舌山は良いとこほんとない、頭だけ良いゴミ男。四木沼もイケメンじゃなかったらとっくにドン引きだけど、下劣なイケメンなんだよな~。ハピエンで自分を撃った累かばってくれたのは有難かった。

ハッピーエンドではカグツチ解体して累は一人の未来を背負う学生として幸せに暮らすんですが、その裏で四木沼のはぐらかしもそうだし、太郎君が放火やら発砲やらをめちゃくちゃ揉み消してくれてるんですよ。頭あがんねーな。カグツチルートでもいい子だし、もはや攻略できないことくらいしか悪い点がない。恋愛いかがっすか?

バッドエンドは百舌山が累のことを洗脳して父さんって呼ばせてて嫌な感じでした。育児一切してないくせに父さんと呼ばれたいなんておこがましいわ。累自身は育ててくれた父母のことを本当の両親として見てますからね。当たり前ですよι(`ロ´)ノ ナハティガルのテロに失敗しなければな…。

あと、中途バッドエンドがめちゃめちゃあっけなくて危うく取りこぼしそうになりました。累がカラスの下っ端に撃たれて終わりです。まさに中途半端。馬鹿に銃を持たせるとロクなことがない。バックに流れるオルゴールの音色が悲しさを増長させる…。

 

結局初期の累くんが好きでした、というわけであります。深く知らないほうがいいこともあるんだと勉強になりました。攻略キャラが残り1人ですが、ツグミのことを好きになれるように努力したいと思います。ヽ(;´Д`)ノ ランタ タンタン♪

 

10/25追記

思いの外累くんのことをすごい貶してしまったんですが、ハッピーエンディング曲が流れるタイミングが今までのキャラの中でダントツに良かったです。お医者さんを目指してる彼だからこそ、思考の窮地からの脱却が見事でした。他にもいいとこあるよ、やってね😉(取ってつけたような感想)

ニルアドキャラソンアルバムの存在をつい最近知るも、累いねえ。でもよく考えたらいるわけなかった。彼の歌声は各自脳内で補完しよう!