ニルアド⇒尾崎隼人&隠由鷹感想

突然ですが、一つ言わせてください。

隼人、ナハティガル全然関係なーい!!!

ウッソでしょ…鵜飼の息子の時から四木沼VS隼人の黒髪最終対決を楽しみにしていたのに……。この1ヶ月間楽しみにしていた真相が全然違う方向にあった。。。四木沼及びナハティガルの決着は滉ルートでついてたってことですか。よく考えたらあれ以上膨らまないかもな…。ワイの心は滉のハピエンと共にある。

 

主役の隼人なんですけどこちらも累同様あまりハマらず…。なんというか彼、話が長いですよ。決戦前夜に彼がツグミを励ますシーンがあるんですが、気になって数えたら接続詞「だから」を3回連続で使ってました。はい STOP STOP STOP!!!(銃兎乱入) 結論から話してほしい。あと、襲うぞ?ってセリフが2回出てくるんですが…いつのフォレストページですか?確かに最初からずっと暗黒微笑っぽい笑い方してるけどさ。

また、ツグミが火を消そうと頑張るときの掛け声「えい、えい!」でボブネミミッミを思い出してしまい、シリアスなシーンが自分の中でコメディになってしまいました。おこった?

こんなようなことが続き、恋愛どころじゃなくなっちゃったんだよね。そもそも隼人の考えとしてツグミへの愛の気持ちを言えば言うほど良いっていうのがあると思うんですが、私はその逆で口を開けば開くほどうさんくさいと思ってしまうタイプなので、ルート開始早々彼の甘言に飽きました。これさ~、言わないと自分が不安なだけじゃないのかなあ。一目惚れも嘘かと思ったらホントってお前…お前…。この時代だしそうなるのも仕方ないけど、現代で一目惚れとか言われたら通報案件だわな。

例によって、彼がなあなあで縁談が終わっていた元婚約者本人っていうこともネタバレを踏んでいたので知っていたのですが、踏んでなかったとしてもそこまで好き度変わってなかったな~、と思います。その事実が徐々に浮き彫りになるんじゃなくて、END後に完全新規で実は…って話切り出していたのでね。種明かし急だな~。彼がなんで偽名に尾崎姓を選んだのかの理由は特に言及されてませんでしたが、尾崎紅葉から取ったのかなあなんて思います。時代は少しずれてますが、文学部中退ってところが共通してますし。そもそも、時代設定の大正25年って存在しないし、キャラクターが好きな作家の名前って本名からの改変入ってるしあまりこの考察はアテにならないですね。作中の改変名は折原折也が一番面白かったです。見た感じ臨也なのもありますが、元の漢字と合わせたらド下ネタじゃねえか。ライターさんの煩悩が思わぬところから透けて見えてしまいました。

隼人は自他共に認める熱い男なので裏切りはされませんでしたが、とにかく暑苦しい(笑)声もでかいし、一緒にいるだけで体力が削がれる気しかしません。いいやつですけどね。途中、翡翠と滉が当て馬というか隼ツグの盛り上げ材料になったのには泣いた。あんなイケメン2人を背景にするのは贅沢がすぎる。

グイグイ押されすぎ恋愛だった気がしないでもないですが、ツグミからも隼人に告白してましたし、好きになったんなら良かったんじゃないでしょうか。いやしかし強引だなー、それがいいのかな。フラマンローズを経営してるのが彼の実家っていうのは驚いた。お世話になっております!

そして、このルートで一番良かったのは小瑠璃ちゃんの気持ちを知れたことです。やっぱり拓真さん好きかー!プロポーズも彼女の思い描いていた形とは違いつつも大成功してましたし、正直こっちの恋愛成就のほうが嬉しかったです。実写化するとしたら小瑠璃ちゃんは新時代のエース現役JK女優が演じてくれるに違いない。楽しみ~~!!(既に脳内補完済)たかみなちゃんは杉田さんとの動画でしかお目にかかったことなくて演技を初めて聞いたのですが、めっちゃいい声でした。好き。英語の発音も良かった。ちなみに、隼人より良かったぞ。(圧力)しかし、大正時代が舞台なのに登場人物のアメリカ留学帰り率がわりと高くて驚く。朱鷺宮さんの英語も裁判落ち着いたら聞いてみたいな。

 

隼人のあとは、これまた楽しみだった隠さんルート~のはずが、これほとんど隼人とシナリオ同じじゃないか。そして、彼とは恋愛できないんか…。したとしても破滅だったからいいけどさ。隠さん共通ルートの時は好きだったんだけど、その後ちょいちょい出てきた時の印象が「む、鋭い目つき…。」という。開眼してる顔は意外とイケメンじゃないんだな。攻略キャラとの線引きしてるんだろうし、言うたらラスボスだし、悪い奴だし…。声はさすグリって感じで良かったけど、寝言が喘ぎ声にしか聞こえなかった…。ママとか言ってるし絶対に違うんだけど、ベテランはエロい声だすわほんま…。

叫び声も隠さんのまま叫ぶって結構難しいと思うのに、全然違和感なかったからプロすげえなって感心してしまった。実際消え去ってしまえとか言われたら怖くて二度と近づけませんが。まさかツグミのKYがこんなところで役に立つとは。KYって言っちゃった笑 言われたことをあまり気にしないっていうのは、人間関係においては表裏一体だからなあ。結果的に彼の居場所を作ることで事態を収拾できたのはとても良かったです。

結局心臓の病気っていうのはウソなの?ホントなの?わからない。心臓に爆弾あるとか言いながら炎の中でフハハハしてるのはいいのか。その時はドーパミンが出てるから平気なのかもね。彼がしてきたことを考えると、隠さんに幸あれとはあまり言えないんだけれども、少なくとも四木沼みたいに国外逃亡しないで反省しつつ裁判の結果待ちしてるみたいだし、罪を償った後に大団円の一員になれればいいですよね。フクロウから排除させようとは誰も思ってないみたいだし。みんな優しいな。

あと、ショタ隠は天使でした。どうせなら笑ってる顔が見たかったけれども、あの怯え顔であんなに魅力的なら、普段は後光が差していますね。さといさんの描くショタで可愛くない子供を見たことがないです。ありがとうございます。ちなみに、ディアラバキャラでショタ時代が一番可愛いのはアズサです。声もやばい可愛い。(なお成長後)

 

短編も含めた感想はもう1本の記事に書こうと思います。