ライチ☆光クラブに入りたい人〜?

シーーン。廃部。


映画『ライチ☆光クラブ』予告編/超特報

 

帝一の國と同じマインドで見たら全然テイスト違ってて酔った。すげえグロくて焦ったし…。円盤で観たので規制なしのR-15版をモロに食らってしまったみたいだ。グロ苦手なんだよ~><

みんなの死に際は頑張って見た。雷蔵の死に方は笑っていいやつなのかわからなかったんだけど、どうすれば良かったんだろう…。

 

制服を着た男の子達が怪しい廃工場で怪しい集会をするところから始まります。みんな高校生だと思ってたんだけどゼラが「明日は14歳の誕生日だ…。」と言うので中学生でした。足長えよ。その足で義務教育かよ。

はなから自分たちの学校の先生を口封じのために拷問して殺すんですけど、クラブの誰も殺人をやめろ的なことは言わず、罰を執行してるメンツ以外も静かに見てるだけだったので(あぁ狂ってんな〜)というのがわかりました。無邪気ですよね。大人にならなくて正解。フラッシュバックに苦しんで一生精神科通いだよ。光クラブに本物のサイコパスが混ざってなくて良かった…ジャイボはかなり潜在犯寄りだったけど、ライチが粉砕してくれたからオッケイ。

 

元々光クラブ野村周平さん演じるタミヤとその友達2人が幼少期に創設したものですが、古川雄輝さん演じる転校生のゼラに乗っ取られ、メンバーも3人から9人になりました。乗っ取られた理由が何も出てこなかった。チェスで負けたとか?

あとタミヤがメインだと思って観てたのに、後ろからジャイボにやられてあっさり死んでしまった…。まぁいくら「俺達の光クラブを取り戻す」ってゼラに迫っても自分で殺した友2人は帰ってこないからなぁ。あの時点で光クラブの光は消えました。 

そして、ゼラとジャイボは愛し合ってると思いきや全然付き合ってなかった。ゼラほんとさ、ゼラに向いてないよ。ただの常川くんじゃん。綺麗な臓器なんかあるわけないだろうに…。絶望の淵で死んでいってもまだ苦しみ足りないわ。ニコの片眼球と笑顔を奪いやがってよお…。

池田純矢さんがニコを演じていたことをエンドロール見て初めてピンときて、すげぇ〜ってなりました。天満光のイメージしかない人が、生きたまま自分の片目抉る役やってんのそりゃ気づかんわ。振り幅ヤバめ。今回は志半ばで息絶えちゃいましたが、漫画だとニコがゼラを殺すらしいですね。そりゃあんだけやって役立たず扱いされればなぁ。ゼラが全部やりゃいいのに。口だけメガネくん。悪口が止まらん。

間宮祥太朗くん目当てでこの映画観たのでジャイボの話すると、結局能力関係なくボスに取り入るポジションが一番おいしいんだな…と感じました。ジャイボ、十ヵ条も暗唱しないしライチも作らないし、光クラブのために何もしてないじゃないか。チェシャ猫ポジなのはわかるけどなおさら命かけてる他のメンバーとの差がね…。メイキング見て初めて青髪とカラコンに気が付きましたが、本編の画面基本暗がりか真っ赤っ赤だからよくわからんかったな。

 

ライチとカノンの話全然してない。

ライチはクラブのメンバーが作ったロボットで、カノンはライチがゼラに命令されて攫ってきた人間の美少女です。

映画では、人間だとカノンだけ生き残りました。唯一の華が枯れたら救いがないから助かった。ライチに人間の感情を教えてくれてありがとう。ライチがいなかったら異常性癖の奴らが野放しになってた。天才プログラム書いたデンタクにも感謝。

 

オシャレなタイトルと独特な世界観で前から気にはなってたんですけど、ここまで中身が退廃的とは…イケメン俳優は出てますが、肝心の女ウケが一切考慮されてないので容赦なかったな。

ゼラ好きじゃないですが、舞台版の中村倫也のゼラのビジュアルはめっちゃ好きです。あと本編で気分沈んだので、メイキング見たら多少はこの作品に対する好感度改善されるかなと思ったんですがそんなことなかった笑

そもそもはしゃげるような雰囲気の場所で撮影してないし、役者さん達も心なしか暗かった。

 

お腹いっぱい〜!次は彩度高めの映画観よ!