PSYCHO-PASS1走破記念感想

キャラデザの担当者さんの名前なんか見たことあると思ったらリボーンの人だった。リボーン見たことはないけど絵に愛着が湧いたし、全体的に黒髪が多くて嬉しかった。特に、弥生さんの髪は細くてサラサラでまっすぐで、登場するたび見惚れてしまいます。ああいう髪型出来る職場は残念ながら日本には少ないけど、いつか多様性が認められるようになればいいな。その方が堅苦しくないし。この間テレビで男子柔道見てた時、審判の女性がブロンドの短髪をワックスでアレンジしてて、かつスーツ似合ってて二次元感すごくていいなって思ったんだよね。まぁ教育機関で黒染め強制とかしてるうちは日本じゃ絶対無理ですね。窮屈すぎんか?国外に出る民今後増えそう。良いアニメ作ってくれるのはマジで感謝。教育委員会とアニメ制作会社、全然別物だけど。

 

最終回では、槙島が手を引いてた女学校事件の生き残りの女の子が監視官になってて盛り上がったのも束の間、2期の1話見たらすっかりワガママ娘になってて悲しかった。1年半仕事して自信ついたのはわかるけど宜野座のことをそんな邪険にしないでくれ…。彼も色々大変だったんだから…。好きになるなら狡噛かなって思ってたんですが、宜野座が一番好きです。彼と一緒に行動できるのうらやまし…あ、私が見た映画はこの2人メインだったってことか、なるほど。映画で宜野座の左腕が義手になってた理由もようやくわかりました。一緒に逃げてる男の子か女の子に義手見せてるシーンあったような…。優しい子供だった気がします。あとは、わりとメインの人がフェードアウトしてっちゃうのがしんどかったな。縢くんの追加シーンの表情ほんまつらかったし、征陸さんはもう……涙こらえるの大変だったんだから。TSUTAYAで借りた2期の円盤特典に映像付き朗読劇があってちょっと見たんですが、初めてお顔を拝見した征陸役の有本さん、優しそうな顔をされててホッコリしました。ご存命でないのが悲しいです。今ウィキペディアのページを見ましたが、今まで見た声優さんの中で一番ベテランで驚きました。1966年から経歴が始まってるって、かつてないですね。まだ声優が職業として完全に確立してない時代ですよ。長い間演技を続けてくれてありがとうございました。征陸パパ大好き。

 

キャラ同士の関係も複雑かと思いきや、意外とわかりやすくてよかったです。公式で百合カップル(お互い相手が二股かけても気にしなさそうなのでカップルと言っていいのかわかりませんけども)がいるのには驚きました。今回一人でこもって見たからいいけど、わりと裸のシーン多めですよね。女学校の生徒会長も生徒食ってたし。狡噛はトレーニング後とか、ことあるごとに撃たれて上裸になってたからマッチョなのわかったけど、どうせなら宜野座の上裸を見たいよ。眼鏡とって綺麗な目元見せてくれたからいっか。

 

槙島を倒したとはいえ、宜野座の上司のサイボーグババアがいるうちは犯罪なくならない気がするなあ…。地位が高い人が手引きしてるって状況、部下にはどうしようもないじゃん。努力が水の泡な結末はごめんだよ。頼れるのは朱、あんただけやで。頼むで、ホンマ。(オオサカディビジョンにハマったオタク、白膠木簓が乗り移る)

メインの登場人物のかっこよさに加え、サポートキャラクターの可愛さが半端なくて良かったです。コミッサちゃんと朱の部屋に漂ってるクラゲ、めっちゃ好き。結構この可愛さがディストピア感を助長してますよね。1期は特に全体を通して一般人向けに表面だけ取り繕ってるだけで、内部は槙島のせいでゴチャゴチャになってましたしね。本当に槙島は物事をかき回す天才でした。狡噛との共通点についても本編で触れられていてよかったです。巡り巡って似たもの同士なんですよね。征陸さんは朱の中に狡噛を見てましたが、この“狡噛≒常守”の式に本編で度々強調されている“槙島≒狡噛”を追加すると、‘槙島≒常守’になるんですよ。朱は意図的に狡噛より槙島に似せてキャラ付けされてると思うんですが、今のところ3期に登場しないということで、黒幕説が囁かれていますね。果たして真相はいかに。敵に回したくない味方No.1すぎる。頼む、シビュラシステムに抗い続けててくれ。悪魔の囁きに乗らないで。2期見てないからなんともいえんが。

 

3期始まるまでに2期見なきゃ!17日スタートだから余裕ありますね。というか今日2期全巻借りてきたのでどのみち1週間以内に全話見ます。明日中に行けそう。借りといてなんだけど、はやく返したいな。バナナマン日村の延滞料金20万の話聞いてからレンタルビデオ屋がヤクザに見えて怖い。急がなきゃ急がなきゃ!(アゴリスのマモウサギ)