ニルアド⇒鵜飼昌吾感想

はじめてで何もわからないうちは慣れ親しんだ木村さんのお声を聞きましょうということで、昌吾くんです。つってもみんな声慣れてますが、気に食わないキャラは放っておかずにさっさと和解するのがストレスフリーへの道ですね。総理大臣の息子としてのプライド、ズタズタにしてやんよ。フフフ…。

初対面時から、特にツグミに対してはほんとに攻略キャラですかってくらい毒々しい対応をしてくるんですが、舞台が大正ロマンの作品に男尊女卑の考えはつきものなのかなあ。

そんな世間の風潮に負けずにバリバリ仕事する小瑠璃ちゃん好き。この時代の留学、金、、、って思ったけど、ツグミの友達ってことは大体金持ちなんだったわ。

ところで、ツグミツグミ…とようやくスラスラ言えるようになりました。色々乙女ゲームやってみてるけど、私の中のヒロインランキング1位がユイちゃんから全く変動しないな。2位は愛日梨です。全てが可愛い。3位は紘可ですかね。寝顔の可愛さがチート。アムネシアの主人公好感度高めだけど、固定名が依然として存在しないし、ルートによって性格・行動大幅に変わるので一概に好きとは言えないのがね…。ウキョウルートの主人公は素直で大好きだ~。

 

それでですねあの…何回攻略通りにやってもバッドエンドになっちゃって昌吾くんとハッピーになれないんだよね…。彼をわがまま息子のまま終わらせたくない~泣

共通セーブデータを適当に作ってしまってたので、最初からやり直してみます。

…出来ました!バッドエンドを超えて正規に進むときが乙女ゲームやってて一番楽しい。あたい、正しいレールに乗ったよ…!

ハッピーエンドの昌吾は甘くて丸くなってたし、あんなに首相の息子としてのプライド云々言ってた男が温室で堂々ツグミの膝借りて寝てる図にほっこりした。あとは将来の目標が少し定まったみたいで安心しました~。自分の将来設計の話してるときに大学進学したことを当たり前みたいに言ってたけど、彼の大学って名前的に日本最難関設定だと思うので、もっと誇ってええんやで…!と思った。裏口入学とかだったらあぁ…ってなるけど、彼は自力で何でもやらないと気が済まなさそうな性格してるしそれはないと信じたい。

法学部って六法全書でカバン重くなって大変やんね。雉子谷の送り迎えがついてるからいっか。あ、でも彼もうクビやろなあ……淡々と裏切るからすごい怖かった。確かに言われてみれば裏切りそうな顔と声色してんだよな。尾鷲は出てくるだけで面白い、顔が出オチ。ほんとにさといさんが描いたキャラクター?ってくらいの下世話さがある。最初から絵に書いたような悪者で、絵に書いたように失墜していきました。めでたし。

バッドエンドなんですけど前述の選択肢迷子を起こしたせいで中途の方を5回は見ました。しかし、ハッピーエンドに行ったところで朱鷺宮さんが撃たれる運命は変わらないという…。致命傷ではないにしてもかなしい…。殊勝に振る舞ってるけど女性だし、辛いはずだ。でも翡翠くんが私の代わりに泣いてくれてたので良かった。私も同じ気持ちだったやで…。あとツグミを撃ったあとの昌吾の笑い方も悲しかった。

中途じゃない方は廃屋に連れ込まれた途端昌吾が下世話男に撃たれて、場面変わったら今度は百舌山が下世話男を薬漬けにして操って昌吾のお父さんを始末しようとしてる場面で終わります。救いがない。百舌山教授は雰囲気真戸パパだけど、良心的な部分は今のところないですね。でも真戸パパだって最期の場面でやっと人間的な一面垣間見えるわけだし、隼人ルートやるまで最終的な真実はわからないですよね~。色々予想するの楽しい。笹乞とは最終的にはわかり合えると思います。瀬名泉感あって嫌いになれないんよね。

 

バッドエンドの狂気に駆られた笑い方、そして泣きながら自分の想いを吐露する場面など、子役出身の木村さんならではの繊細な演技が心に沁みました。劇団ひまわりはいいぞ。

ニルアド本編的にはほとんど進展がなく終わってしまったので現時点で鵜飼君大好き!となれないのが残念ですが、こればっかりは隼人まで終えた状態で作品を今一度振り返ってみないとキャラごとの全体的な役割というのがわからないので、グッとこらえて次に進みます。次は紫鶴先生にしました。彼もフクロウの一員ではないのですが、隼人を先送りにしてる時点で真相はまだまだ闇の中だろうし気楽にやります。システムにも慣れてきたのでちゃちゃっとできるといいな。地味に一番楽しみにしてるのは累くん。早くやりたい、、、その前に翡翠と滉を終わらせないと…。真相が遠い。

私も柳さんと同じで外堀から埋めていくタイプなんだなと思った今日この頃です。