ストロボ・エッジの安堂くん、報われてくれ

山田裕貴くんが出てるので今更観てみました。

 


映画「ストロボ・エッジ」予告編 福士蒼汰が有村架純に“壁ドン” #Strobe Edge #movie

 

高校の時なんか流行ってたのは知ってましたが、当時は絶賛ラブライバーで三次元の創作恋愛に手を回してる場合じゃなかったのでパスしてたやつ。もったいないなあ。裕貴くんめっちゃかっこいいのに。と、過去の自分に言えるもんなら言いたい(笑)

でもパッケージとか予告とか、あまりにも有村架純ちゃんと福士蒼汰くんの世界観だからわかりづらい。開けてびっくり、裕貴くん演じる安堂くんの登場シーンてんこもりもりもりやで。生きててよかった~!!(スキン)

 

えーと、ヒロインが仁菜子で男が蓮って名前です。(ザックリ)

そんな蓮ハマんなかったな。正直顔が良くなければ埋もれてるようなキャラだと思う。優しいのはわかるけど、その先が見えない。志とかあるのかな。仁菜子の献身さを受容するだけして自分は彼女いるわっていうのは、性格悪いって思われてもしょうがないと思うんだけど、作中安堂くん以外誰もそのことを気にしてなかったのが引っかかった。あなたは正論言ってます!大丈夫です!

てか年頃の男子なんだったら、モテまくってんなら少しくらい調子乗ったらどう?何を達観してんだよ。これただ単にいけ好かないだけだな。笑った。

 

仁菜子は!!!めっちゃ可愛かったです!!!ヒロイン目当てに少女漫画原作映画見るのも有りだなと思いました。そもそも有村架純ちゃんのことホットペッパービューティーのCMくらいでしか見たことなかったので、ちゃんと演技見たの初めてだった。可愛い!童顔!可愛い!健気!

あのー、タイプです。彼女にしたい。

ますますこんな可愛い子を振った蓮に腹が立ってきました。浮気しろ!おっといけない、純情作品でしたね。失礼しました。

 

本編、袖クルやら壁ドンやら、オタクだった私でもスポット予告映像で見たことあるものばかりで…さては…有名作だな。少女漫画絶叫学級とARISAしか持ってないから詳しくないんだよね。あぁでも、友達の恋愛系少女漫画をドカッと借りた時期があったな…。タイトル全然思い出せない。ストロボ・エッジではなかった。青木琴美さんの何かだった気がする。

でも、このジャンルの雰囲気いいですね。リアリティあるのが、乙女系界隈とはちょっと違ってその分実写化もしやすいんだろうな。ハマりそうです。気づいたら安堂くんの登場シーン全部ニヤケてました。安堂くんかっこいいよ〜。大好き。ただし元カノ、てめーはダメだ。

黒島結菜ちゃんが純粋キャラやってるの見たことないんだけど、やっぱ顔つきなのかな。素直なキャラ似合うと思うんだけどな〜。ところで、名字の最初に黒ってつくのオシャレだよね。黒宮れいちゃんとか、そもそも本人がブラック気味なのを名字で裏付けしてる感じ、ラブ。結菜ちゃんの本性は知りません。演技がうまいと信じたい。

 

そろそろ安堂くんの話をしたい!させて!

仁菜子との出会いが、教室で走っててぶつかるシーンなんですけど、どうしてこの王道パターンで彼氏ルートに入れなかったんだこの子…!という悔しさが半端ない。地団駄。

そんで、「あー蓮に振られてた子だー!」って仁菜子のことを茶化すんですけど、裕貴くんは鼻が高くて横顔が神なので、彫刻かと思いました。美ーー!!!私だったらクラスが静かで蓮もいる中でこんな茶化され方をされたら恥ずかしくて俯いて会話終了してしまうのですが、そこで「やめてよ〜」って返せる仁菜子、強い!さすが振られても挫けない女。よく俳優のインタビューとかで『好きな子に何回も告白してようやく実って〜』って言ってるの見るけど、すごくない?私一回でも何かダメならそれ関連を抹消するから尊敬どころじゃない。てか、確か山田裕貴くんがそうじゃん。人として好きになるしかない。ハイローを観てからすっかりファンです。映画、どんどん観るべきだ。家で目的なくダラダラテレビ見ててもダメだわ。CMウザいし。

 

仁菜子が他の女生徒と違い、振られてもなお蓮をdisることをせずに想い続けていることに気づいた安堂。聞こえますか、恋がはじまる音。。。蓮が彼女といる時に、手繋いで仁菜子を連れ出す配慮やばかった。驚くべきはここまでで開始20分経ってないんですよ…。満足度エグない?ありがとう!

蓮は仁菜子を木下さんって他人行儀に呼ぶんだけど、安堂は最初から仁菜子ちゃん呼びなんだよな。えっ距離近い…。好き…。しかも爽やかに呼ぶの。ニナコちゃん!+山田裕貴スマイルって、もはや真剣必殺だろ。私だったらニナコチャアン…(ニチャア…ってなると思う。ペニーワイズじゃねえか。

 

そして、都合良く図書館で探しものをしている2人。お、会話チャンス発生する予感。次の瞬間、安堂が仁菜子に壁ドン急接近して「蓮には彼女がいる」「辛くなるだけじゃない?」って、キャーー!!!!口角を上げない方が無理やろこんなん…。てかこのセリフ何回も予告で聞いたことあるけど、裕貴くんが言ってたのか。4年越しの真実を発見した。夕日に映える横顔が眩しい。仁菜子は逃げちゃったけど、あの瞬間は日本で一番絵になってたよ。スクショしたい。

そんなことがあったけども、安堂くんはいい子なので人払いした教室でひどいこと言ってごめん!ってお辞儀で謝ります。もうさ、良い子だもん。パッケージからしてどう頑張っても彼氏にならないの知ってる状態で見続けるのしんど。安堂くんと元カノの決裂シーンあったのもしんどかった。悲しいよ〜。

 

でもご安心を。このあと、仁菜子と安堂くんは2人で花火デートをします!!!!帰り際は安堂が仁菜子に告白します!!!ヤッター!!!

ここで、戸惑う仁菜子に返事は後でいいよっていう配慮、男前すぎる。花火大会の雰囲気に流されてとりあえずOKされるのはイヤなんだな。本気だし、大事なんだ。

後日、雨に濡れながら帰る仁菜子に傘渡して「どうしたら俺は蓮を越えられる?」っていうの、カッコ良すぎてずるい、、、私からしたら最初から越えてます、、、好きです、、、

 

でもって、ついに一番の見せ場来ました!聞いてください!

夏休みも明け、文化祭シーズンになり、色々あって蓮から仁菜子に告白するんですが、安堂くんに返事してないし、これ以上彼に傷ついてほしくないからと仁菜子は断るんですよ。素直になれ〜!こじれてきました。

意外や意外、壁ドンまでしたのにフラれた(やーいやーい)蓮は文化祭の途中だというのに悲しみの中帰宅します。私も文化祭途中で帰ったことあるけど、楽しくないよな。わかる。そこにすれ違った安堂。彼から仁菜子にフラれたと聞くと、なお帰ろうとする蓮に向かって次は俺の番だと告げます。傷心の蓮は言い返すことも出来ずに無反応。「いいんだな!」と怒り気味に呼びかけても、蓮は帰る足を止めようとしませんでした。

場面変わります。

蓮をフッた仁菜子ですが、蓮のことを忘れられずに教室で一人、蓮の机でたそがれています。乙女心って複雑なのよ。そこにまたまた現れた安堂くん。本当に救世主。

話を知ってる安堂君は、仁菜子に「2回連に負ける俺がかわいそうになっちゃった?」と告げ、「そうじゃないけど…」と渋る彼女に、「だったら…」と、強引にキス。はい、来ました。ここの角度天才でした。頭をグイっと片手で引き寄せる感じ…まごうことなきイケメン。そんな彼を押しのけ引っ叩こうとする仁菜子でしたが、わざと自分を嫌いにならせて蓮の元へ行かせようとした彼の真意に気づき、その手で優しく頬を撫でるのでした。

あの、、、ちょっと待ってくださいね、、、この場面色んなことが同時に起きすぎてパニックになっちゃったんだよね。キスもそうだけど、有村架純ちゃんの泣き顔が可愛いすぎて…人間ここまでブスにならずに泣けるもんか…。と感心してしまった。あと、叩かれるの覚悟してる時の目つぶってる安堂の顔が芸術品だった。まつ毛…長っ。目…でかっ。鼻高いし唇セクシーだし。。。頬さすられてビックリする表情もよかったです。

その後、安堂は彼の優しさに泣いた仁菜子を二回撫で、おでこに優しくキスを落として「行きな」「今なら間に合う」と告げるのでした。えっ本当にかっこいい…。唇よりおでこの方がキュンと来るなんて…。なんなら、蓮と仁菜子は作中でキス一回もしないですからね。ますます蓮の顔以外の存在理由が不明になってきました。顔はいい。

走る仁菜子を見送ったあと、安堂は強がりつつも男泣きするんですよ~(´;ω;`) 頑張った。そのあとのくだりは省きま~す(お察し)

 

タイトルにちょっと語弊がありますわ。元カノ以外とくっついて報われてくれ。映画のまま行くとヨリ戻して終わってしまいそう。なんとしてもそれは阻止する。我は時間遡行軍。蓮と安堂くんのポジションをスイッチするために派遣されてきた戦士…。

私はこれからも蓮仁菜ではなく、安仁菜を求め続ける。変わらない結末に足掻くことも、時には必要なんだ…。

 

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こんなにイケメンなのに2015年3月時点で有名じゃないんですか!?とビックリしてしまった。私は知ってたぞ(どや)沼落ちは今だけど。

実写映画を観てこんなに楽しくキュンとなる日が来ると思っていませんでした。こんなに茶髪ストレートヘアーが似合う日本人男性がいることも知りませんでした。山田裕貴さん、安堂を全力投球で演じてくれてありがとう…。