全体感想〜白と黒のアリス〜

サブストーリー各キャラ8本もあってお得感ありました。本編でやりたかったけど話の重さ的に実現できなかったシナリオを入れてくれたんじゃないかと…ネロとか特に小ネタ挟む間もなく慌ただしい、って感じだったので…。愛日梨の寝顔見つめるレインは本編でも見たかったな〜。愛日梨が気づいてないだけで1回や2回じゃないと思うけどね。静かな常習犯だといいな。

 

システム面だと、始めた当初はセリフとセリフの間の読み込み時間が遅くて間延びしちゃってたんですが、カノンあたりでまあまあ慣れました。もう少しサクッとセリフ送り出来たら没入感があったのに〜と思います。FDでは改善されてるんでしょうか?

背景はめちゃくちゃ綺麗で感動しました。ファンタジーモノは世界観がすごく大事だと思うので、基盤がしっかり出来てて嬉しかったです。見紛うことのないアリスの世界でした。音楽も、オルゴールやアコーディオンなど、私の好きな古き良きタイプの楽器とメロディで良かった。また、ナイン役の鈴木裕斗さん作詞の挿入歌「モノクロの心」がどこで流れるのか楽しみにしてたんですが、結局わからず、、、ストリーミング配信もされてないしレコチョクで探しても見つからないし、どこ〜😣

 

ヒロインが2人いるゲームを今回はじめて遊んでみて、2人仲良しなら全然いいけど、険悪ムードの時はイヤだな…と。ルートによってはルナが妹を恨んだりするのでそれがかわいそうでした。愛日梨びいきなんで、私…。愛日梨がルナに手をかけるエンドはなかった気がします。理由がないしな…

両方のヒロインに平等に感情移入出来るプレーヤーってなかなかいないと思うんですけど、正規エンドが『色々あったけど黒の世界の女王は2人です!めでたしめでたし』だったのがちょっと納得行かない気もしますね。

矛盾は承知なんですが、愛日梨とルナ仲良くしつつ、どっちか1人が女王として国を治めてもう1人は女王補佐とかが良かったな…と。つまりどこかで決着つけてほしかったんですよ。カノンの黒ENDで愛日梨が女王、ルナが女王補佐になるけど、あれはルナだけ転生して姉妹の年齢差16歳になってるのでちょっと特殊すぎます。今気づいたけど白黒ウサギENDだと愛日梨結局白の世界に帰れてないじゃん。レインは約束守ったことになるけど、愛日梨は不完全燃焼だと思う…。スノウエンドで愛日梨がレインと付き合ってないってのも引っかかりました。側近×女王カップル2組で良かったやん。

ここにきて白世界エンドが愛日梨の救済措置として設けられた説が浮上してきました。黒の世界とかどうでもいいよもう。愛日梨が幸せになればいいよ。(過激派)

 

側近ウサギ2人の本編がしっかりしてた反面、他4人の話がスピンオフみたいになってました。やっぱ側近に勝てないよ(ToT) 側近だもん。あと、ネロはろろアリじゃなくてクリミナーレの世界に行けばいいと思いました。あっちもしもんぬ出てるけどさ。

 

あえて今までハトアリとの比較はして来ませんでしたが、藤丸豆之介さんがキャラデザ協力してるとのことだったので序盤の何もわからん時はハトアリキャラを思い出しつつやってました。当然ですけどキャラの性格も設定も違うんで完全一致ってのはなかったです。ハトアリは朝昼晩ランダムに訪れるけど、こっちの黒の世界は夕方がないだけで朝晩交互にやってきますし。トランプ兵に顔がないのはハトアリっぽいなと思いましたけど笑

そういえば2作品とも出演されてるのは宮田幸季さんだけですね。なんせ発売日10年以上違うからな〜、ずっと第一線で活躍し続けてる声優さんは貴重ですから有難いですね。話変わりますが、高橋広樹さんもヒソカの声で知ってずっと馴染みある中で、今現在あんスタのキャストライブで歌唱してるのスゴいんですよね〜。役者魂。宮田さんも高橋さんも、もっとファン増えてほしいです。すごいので…。宮田さんはすぐハッスルします。※Free!のラジオ参照

 

というわけで白と黒のアリス、振り返るとあっという間でした〜。愛日梨ちゃんという天使な女の子に出会えて心から良かったです。レインがずっと側にいたルナじゃなくて、遠い昔に鏡越しにたまたま出会った愛日梨を選んだのめちゃくちゃ良かった。ルナを見てるようで愛日梨のことずっと考えてたってことでしょ。くぅ〜〜〜〜( ><)ノ彡 好き〜〜

色んなことが起きるアリスの世界も、平和と安寧と喜びと幸福が一番似合います。これからの黒の世界に幸あれ。