【カラマリFD】榎本峰雄After Story感想

成人同士の恋愛としてめちゃくちゃ健全でした。峰雄の公衆の場でもなりふり構わない行動を取るところには（やめてあげてや…）と思わざるを得ませんでしたが、桜川さん曰く彼は絶滅危惧種なので、温かい目で保護する必要がありますね。ｿﾉｰﾏｰﾏｰﾃﾞｲｲｰ

Chapter1の冒頭も冒頭に、桜川さんに対して堂々市香愛す宣言をした峰雄。当然その場面を楽しみにしていたんですが…

そこに辿り着くまでが、な、な、長え～～～

紆余曲折有りすぎて正直飽きてきちゃった。染谷友香ちゃんのくだりは警察官としての峰雄の勘が鈍ってないことを示すには必要だったと思うけど、彼女の見た目が可愛くて峰雄が浮気というか言い寄られないかハラハラしたし、動物園デートでは最後キスするけどほんとそれだけだし、香月の協力で峰雄の欲しいもの聞き出すために一色さんも交えてBLAZEでピザ食べるシーンはやたら会話長いし結局欲しいもの聞き出せなかったし…いや動物園でウサギと触れ合ってモフモフするの健全なんですよ、健全なんですけどこれじゃ最寄りから3駅電車移動したくらいで非日常感じてる中学生のデートやんけ（血涙） てか市香のウサギと峰雄のウサギが仲良さげなの見てるシーン、おっぱじめて気まずくなるオチかと思ったらキャベツを持ってって一緒に食べるってなんですかそれ……なんのためのメタファーなんですか……。平和ですね｡ﾟ( ﾟ＾∀＾ﾟ)ﾟ｡

ようやく辿り着いたお泊りシーンも、峰雄が思いのほか全然緊張してなくて（ここで本気出さないでええんやが…！）と少し悔しかった。翌朝の感じは好きでした。んーでもほんとに慣れてないのかなあ…今まで未遂くらいならありそうじゃないか。失敗経験してる人じゃないとあんなに恋愛の勉強しないと思うんだよね～。男子校だったとかならわかるけど。彼体育会系だし不器用だし、普通の人が考えもつかない行動をするからほんとのところは何もわかりません。まだ若いのにちゃんと責任取ろうと思うところはかっこいいなと思った。ジト目の桜川さんに負けちゃったわけだけど、コレきっかけで前に進めたんなら結果オーライかな。結婚するんだね、みんな…泣

そして今回仕事してる峰雄が初めて出てきますが、仕事で車運転するのいいですね…。私ペーパードライバーなので峰雄が眩しく見える。機動捜査隊っていうからデュラララの葛原みたいに、バイク専門かと思ってたけど違うんだな。てかむこうは交通機動隊だから役割違ったわ。警察モチーフの作品難しそうだから避けまくってて人生ではじめて触れてるから、出てくる用語とか勉強になるなあ。

Best ENDだと一気に4月から10月になって峰雄の実家の高知に行きます。例の多岐子もいるよ。彼の家の人はみんな暖かくて星野家との落差で風邪ひきそう。市香の親はなーんであんな可愛い娘のことをぞんざいに扱うんですかね……期待してないのと無関心って別のカテゴリだと思うんですけど…。ひどい親なんか捨てて自分なりの相手見つけて羽ばたこう！ってことかね。冷めた対応するの市香だけになら百歩譲ってまだいいけど、実家に挨拶行った峰雄にまで冷たいのは人としてやばいと思った。ゴミじゃん。そういえば昔市香が誘拐された時も両親ともにほぼ無反応だったんだっけ。香月を生んでくれてありがとう、でもゴミです。(^ｰ^)ﾉ~~

大事なシーンに至るまで散々焦らされたので泣きはしなかったですが、2人は良い家族になると思いました。峰雄がちゃんと自立できたのがでかかったですね。復職して一人暮らしして…どれもこれも【包容力】という名の後光がまぶしい（この文章出てきたとき天才かと思った）柳先輩のおかげです。そもそも若くして第二機捜隊にいた時点で十分優秀な警察官なんですが、悲しみに暮れる彼を再起まで持って行けたのは柳さんしかいなかったと思います。あと市香ね、忘れちゃいけない。捜査のパートナーから生涯のパートナーへ。大いなる前身でした。アドニスは悪い奴らだけど、この作品全ての恋愛のきっかけになってるから憎めないんだよね…。

ここで恒例行事、今日の冴木のコーナー。このルートの冴木はライブハウスでの銃撃戦に巻き込まれて負傷してるため、市香とは文通のみです。期待してたんですが、手紙の内容は出てきませんでした。まあ姿が出てこない分ゴーストライターって線もあるし…ひとまず、治療が終わったら同僚兼友達として峰雄との結婚を祝ってほしいところ。

次は笹塚さんです。FD公式サイトのキャストインタビューで浪川さんが甘くなったよって言ってたからめっちゃ気になる木。