スノウ(白ウサギ)√感想ーろろアリ

やりました!終わりました!頑張りました!スノウ、選択肢ゲームオーバーがなくて信頼度変化END4種のみだったのもありますけど、話が良くてスラっと楽しめました。

途中アサギがまーたルナに近づいてきたんですけど、こいつの言動はつくづく信用なりませんね。白世界編で「愛日梨こそずっと探していた特別だ…来い!」とか言ってた割に、世界鞍替えしたとたん「ルナ…お前を求めていた…来いよ…」って求める女も変わりましたわ。お黙り!!!!どっちか選びなさいよ!!!(CV室元気)あと、芋虫様って呼ばれるのはよくてキャタピラーって言われたらブチギレる彼のラインがよくわからなかった (∠T▽T)ノ 逆では?

今日のポピー枠と化した毎度おなじみレインの立ち位置についてですが、スノウが実の兄ということもあり、完全ダークサイドというわけではありませんでした。そういうエンドもありましたけど、やはり穏やかでないですから…好きなキャラにはなるべく血に染まってほしくないですよ~似合いますけどね、彼…

スノウもスノウでノンスタ石田ばりに全身真っ白なのでレインとは違った意味で血が映えます。まあお上品なので吸血後は手の甲で口を拭うくらいでお洋服にこぼしたりは絶対しないんですが(・Θ・;) ルナもルナで首元にかじりつくのがうまかったです。今回は、スノウの血を吸うと決めてから実行までの速度が鮮やかで見事でした。吸い慣れてるなあ…暴走するくらいだもんね。そういえば結局、そもそも黒の世界でルナが暴走するに至るまで摂取していた血が誰の者かはわかりませんでした。必然的に近くにいる人に限られるし側近だったレインかスノウだと思うけどね…ルナがレインの血を…めっちゃ複雑…スノウであれ。(願望)

黒の世界共通ルートでスノウが「何かあったら私が女王を殺しますよ」ってすごい不穏な空気醸すこと言っててマジで病まない?大丈夫?と内心おびえていたのですが、病みエンドなかったです。え?見た目一番メンヘラだったから面食らった。そして、自動的に一番やばいのはジャックになりました。おめでとうございます。各キャラENDいくつもあるけど、私はどのENDに対してもあるかもしれない未来っていう認識をしているので、例えばジャックに対してはバッドエンドでルナを監禁しちゃうってことは、そういう想いも内包している危うい恋なのねっていう感想を持つわけで。でもスノウはルナの気持ちをないがしろにするエンドがなかったのでああほんとに誠実なんだなって心から思いました。そもそも他キャラよりEND少ないからオタクの追求から逃れた感あるかな?でもルナに大事な二択を任せない状況を作ったこと、それも含めて彼らしいですね。

基本的には植物を愛する平和主義者ですが、いちご好きなルナにこれでもかとばかりの種類豊富ないちご料理を提供したり、自分に吸血された後のルナを慮って貧血対策メニューを作ったり(すごくおいしそう)、食に対する造詣も深い模様。出来る男やんけ…!告白20人斬りも頷けますわ。20人ってすごいよな。どんな少女漫画のモテキャラだって10人が関の山じゃない?ルナたちの在籍している高校(学校名あったっけ?)の女子の行動力が化け物レベルなのかもわからん。ただでさえアリスの暴走で白の世界のバランス狂ってるし~。

 

スノウはレインほど剣術が得意でないことにコンプレックスを持っているのですが、そのおかげで素晴らしい回想スチルが見られました。レインとスノウの幼少スチルwithウサミミです。いや…このためにゲームしてきたと言っても過言ではないですわ。この頃だと2人というより2匹っていう方が正しい。2匹とも可愛いな~~~~レインこじれる前天使~~~スノウあどけなさと聡明さのバランスが奇跡~~~~ありがとう、悔いがないです。このコンプレックスについてものちにわだかまりが解けるので、問題なし。レインには剣術、スノウには知識がある。二人合わさってはじめて、最強の側近だ。

 

ルナ戴冠エンドを終えた感想としては、やっぱり愛日梨と比べた時に元々の女王だったルナの方が展開が優遇されている感じがしました。まず戴冠式後のパーティーの描写の有無、攻略キャラ勢ぞろい、ウサギ2人がわざわざ最後だからとなずなと美羽を黒の世界に連れてきたりなど。。。愛日梨とルナって白の世界の人間から見たら入れ替わってても全く気づかれない同一人物のはずでしたが、ここに来てなずなと美羽が謎の認識能力を発揮して愛日梨とルナを区別して話しかけてましたね。この2人にとっちゃ夢だからいいのか。夢のポテンシャル無限大。このあとパーティー抜け出してヒロインと2人きりになるのはスノウもレインも共通していました。全くこの双子、性格・趣向違うにもかかわらずここぞという時の行動が似てくるところが憎らしいですね。好きだよ。

黒世界編は、ルナとスノウの昔の一幕を思い起こさせるシロツメクサENDでした。約束したもんね。想いを花に託すの素敵。白世界編は、スノウが植物博士になってルナのために白の世界に黒の世界の森そっくりの場所を作ってプロポーズします。どちらの世界の正規エンドも未来があって良い。スノウならちゃんとルナに最後まで寄り添ってくれそうな安心感があります。

さすが女王の側近といったところで、寄り添う気持ちの大きさが他のキャラと比べて大きかったですし、なにより幼馴染ということがありますので伏線回収はお手の物~って感じでした。あとは、ルナが素直になってよかった。やっぱ長年の側近には心を開きやすかったんでしょう。途中、この血さえなきゃ!って自暴自棄な考えでいきなりリスカしはじめてヒヤヒヤしたけどすぐスノウ来てくれて助かった。傷口ふさがんないように蛇口の水に腕かざしてたのがリアル感あってしんどかったけど…まあ変な人の口にルナの血が入るよりはいいか…ルナもスノウにしか血飲ませてないもんな。彼女には貧血で倒れてもスノウがベッドで添い寝してくれるチートオプションがあるのでそれでチャラ感があります。読み聞かせうまそう。

 

最後にこれだけ言わせてください。スノウ、文才がすごい。

攻略後すぐに振り返りがてらレターを読むんですが、彼の単語のチョイスが“美”でした。ルナの血を飲みたくなった衝動の事を『蠱惑的な酩酊』、二人で何度も見た黄昏を『美しい夕さり』、ピンクを『頬を染めたように淡い色』って言い換えてるのとっても素敵で、こんな手紙貰ったらどうしましょうね。。。レベル高すぎてあわあわします。さすが文系のウサギは違いますね。レインの手紙がひたすらお前連呼でストレートに便箋に気持ちぶつけて湘南乃風のリリックみたいになってることを考えると対照的だなって思いました。便箋のデザインとスタンプもキャラごとに違ってて可愛い。結構作り込まれてて感動しちゃった。こういう細かい所も見逃せないですね。

 

次はアムネシアやろうと思います~。無印です。2011年のゲームなんですって!まじか。もはや語りつくされてるエンドあるけど、こういうのはタイミングだから、めちゃめちゃ楽しんじゃお!昔のゲームを新鮮な気持ちでできるって幸せだなあ。ユイって名前でやるよ。むふふ=^・^=